秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

「お前なぁ。こんなにムードのない誘い方なんてするか。いいから来い」


しびれを切らした伊吹さんは私のところまでやってくると、半ば強引に手を引き、ベッドに押し倒した。
そして……。


「あぁぁーっ」

「声がでかい」


押し倒されたのと同時に始まった足のマッサージ。
マッサージでほっとした……という隙もなく、声をあげることとなる。


「ホントに体がボロボロだな。聡さんもひどいけど、お前はそれ以上だ」


彼はそう言いながら私の足の裏を容赦なくグリグリと揉んでいく。


「あっ、そこ……ダメ……」

「その声、隣に聞こえるぞ」


そうだけど、耐えられない。


「あぁっ!」


ホントにこれではエッチしてるみたい。
でも、どうしても声が出てしまう。

あのときの聡さんの叫びが頭の中でリフレインした。
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