秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

たしかに首はいつも痛い。
パソコン作業をしていると、どうしても猫背になってしまって、首に負担がかかっているのだろう。


「めまいもこの首の凝りのせいかもな」


風邪を引くとそれに連鎖するように何度もめまいを覚えた。
浴室でフラッとしたのもそう。

そのツボをもみほぐすと、彼もベッドに上がってきて、私の足にまたがるように座った。


「あのっ、ちょっと……」


さすがにこの体勢はまずくない?と思ったけれど、彼は私の言うことなんて聞こえなかったかのように、背骨の両側を指で押し始めた。


「あぁっ、待って……」


ゆっくり足の方に下りていく指が、私の固まった筋肉をほぐしていく。
悶えて暴れても、彼が座っているからビクともしない。


「おとなしくしろ」

「そんなこと言ったって……あぁーっ」
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