秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

しぶしぶ手を離すと、彼は続けた。

でもどうしよう。
なんだか変な気分になってきちゃった。

それを悟られない様に目を閉じてマッサージを受けていると、今度は首を触られた。


「顔もすっきりさせないとな」


そんなにむくんでます?
彼の指が首の横を撫ではじめると、ますます体が火照ってくる。


「最後はここだ」


彼は鎖骨の辺りを何度もさするように撫でた。


「真っ赤な顔して、どうした?」


彼は絶対にイジワルだ。
わかってるくせして。

首を振ってその答えを拒むと、彼は私の手をつかみシーツに縫いとめた。


「どうした? 悠里」


それでも体が火照るなんて絶対に言えない。
もう一度首を振ると、彼は真剣な顔して私を見下ろす。


「欲しく、なったか?」


そんなにストレートに言わないでほしい。
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