秘書室室長がグイグイ迫ってきます!
「どうしてだろう。俺は自分が表に立つより、裏方の方が好きだったんだ。でも、悠里に出会うため、かもな」
そんなことをサラッと告白したりしないで。
たちまち目が泳ぎ、耳まで赤く染まってしまう。
そんな私を見てクスッと笑う彼は、さらに強く私の手を握った。
他人が横を通るたび、私の肩を抱きぶつからないようにしてくれる彼は、本当に気遣いのできる人。
プライベートでもこうなのだから、秘書という仕事は彼にぴったりだったのかもしれない。
それから、子供に混じって恐竜の骨を見たり、水や電気の展示物を見たりしていると、童心に帰りワクワクしてきた。
「楽しくて、ずっといられそうです」
「ホントだな。展示物も、昔よりずっと充実してる」