秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

「あ、勝手にコーヒー淹れたぞ」


それはいいけど……。
今更ながらに一緒のベッドで眠ったことが恥ずかしくて顔が真っ赤に染まる。


「お前、髪ボサボサだぞ」

「あっ……」


そりゃあ、起きたてだから仕方ないでしょ!
慌てて洗面所に駆け込み、顔を洗って髪をくしでとかすと、再びリビングに戻った。


「お恥ずかしいところを、お見せしました。着替えてきます」


クローゼットを開け着替えを用意しようとすると「いいから」と腕を引かれてソファに座らされた。


「お前はもう一日寝てろ」


そんなこと言ったって、高畑さんがいるのにずっとパジャマというわけにもいかない。


「でも……」

「いるものがあれば買って来てやる。なにが食べたいんだ」


それは看病してくれるということ?
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