秘書室室長がグイグイ迫ってきます!
「こんなに……」
「なにが好きかわからないからな」
バニラにストロベリー、キャラメルにチョコレート。
「ありがとうございます。でも、食べきれないかも」
「俺が食べるさ」
高畑さんにアイスクリームって、なんだか似合わない。
「着替えたのか? 寝てろと言っただろ」
と言う彼もいつものスーツではなく、チャコールグレーのVネックセーターにジーンズといういでたち。
「はい。でも……」
彼はサンドウィッチも買ってきてくれて、テーブルに置いた。
「仕事してたのか?」
「あっ、あの……私の仕事まで、ありがとうございます」
『残しておいてやった』なんて言ってたくせに。
「部下の仕事のフォロー位あたり前だ」
彼はそう言いながらソファに座ると、私をじっと見つめる。