笹に願いを
23
「・・・え」
「いやぁ。俺たち、すでにもう一緒に住んでるからさ、改めて言うことでもないかと思ったんだが。とにかく俺が言いたいのは、俺らはもう一緒に住んでるから、拠点を一つに絞った方がいいんじゃねえかと」
「あぁ・・・。確かに、天野くんと私のおうちの二つあれば、便利と言えば便利だけど、天野くんちの鍵をもらってからは、ほとんど天野くんちで過ごしてるのが現状だもんねぇ」
「だろ?もったいねえじゃん。ダブル家賃とか。省けるところは省いて、その分他の有意義なことに使う方がよくね?」
「・・・うん。そうだね」
「よし決まり!で、俺んちかおまえんち、どっちにしよっか。新しく物件見つけてもいいし」
「いや、それは止めた方がいいよ。それこそ余計な出費になる」

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