続、まだ恋は始まらない
6時に仕事を終えた俺は、ロビーで藤沢を待った。

何度も女共に声を掛けられて機嫌が悪くなっていくのが分かるが、一応外面があるから爽やかな笑顔を貼り付けて対応していく。

始めはエレベーターの方を向いてスマホを弄っていたが、あんまりにも女が寄ってくるから最後は受付を背にしてスマホを弄っていた。






どれ位たった頃だろうか、俺の耳に微かな足音が聞こえてくる。

始めは小さすぎて、意識していなかったが、段々気になったので顔を上げて音のする方を見た。

藤沢だ。
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