女の秘密 -序章-



顔が地面すれすれで止まる。

どうやら肩を掴まれた所為で、それ以上傾かなかったようだ。

だが、触られた所為で強い刺激が電気のように体を走った。


「あ・・」


切ない声が出かけて、慌てて我慢する。

ゾクゾクと這い上がる快感に頭の芯が痺れて来る。

男性に抱きかかえられただけで、絶頂を迎えそうになるが、声を何とか我慢する。

小刻みに痙攣する体に、男性も何かを感じたようだ。
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