久遠の愛と約束を
「…ということで、推薦を希望した者はこの後会議室にくるように」
帰りのホームルームをついに迎えてしまった。
結果を知りたい、という気持ちと
知りたくないって気持ちが、私の中で複雑に交差する。
もし…ダメだったら。
もし…一般受験でもダメだったら。
もし…
もし……
「紘那」
クラスのみんなのほとんどが塾に向かうために風のように去って行き、気づいたらほとんど人がいなかった。
そういえば葵も拓海も…塾だって言ってたっけ…
「瞬、くん…」
「まだ、何も決まってないだろ。そんな顔してんじゃねぇよ」
こうやって、私が苦しい時に…手を差し伸ばしてくれるのは、いつも瞬くんだ。
「ほら、行ってこい」
椅子に座ったまま動かずにいた私を立たせてくれ、背中を優しく押してくれた。
「ありがと、瞬くん…」
こんなに向かう足が重いのは…一年の時の年明け、瑞輝に久々に会うタイミング以来…