呼吸(いき)するように愛してる
声のした方に、ゆっくりと顔を向けると、匠くんが私をジッと見て立っていた。
あっ…どこで会ってもカッコいい!!……けど、なぜメガネをかけているの?
一瞬、気まずい状況を忘れて、見慣れないメガネをかけている匠くんを、不思議に思う。
「「栗原主任!」」
四つ葉銀行男子達は、突然の職場の先輩の登場に、椅子から腰を浮かせる。
女子達は、ボー…と匠くんを見つめる。みんなの瞳がハート型に見えるのは、多分気のせいじゃないと思う。
「「お疲れ様です!」」
「お疲れ様。…で、美羽はここで、何してる?」
後輩達を一瞥して、すぐに考えの読めない顔で、ジッと私を見る匠くん。
「匠くん、どうしてメガネをかけてるの?視力、悪くなってた?」
ちょっとだけごまかすつもりもあって、どうしても気になる事を訊いてみた。
「っ!……これは…後で話すから。それより、俺の質問に答えろ。美羽は、ここで何をしている?」
一瞬、動揺したようには見えたけど、やっぱり、ダメか……
「何って……合コンだよ」
見ればわかると思うし、ここは正直に答えよう。
「合コン!?…俺、聞いてないけど」
ピクッと片眉を上げて、匠くんが言った。匠くん、何か怖いよ……
「いっ、言おうと思ったら、先に匠くんが、同期会があるって言ったから、何か言いそびれて!…そっか!匠くん同期会で、ここに来てるんだね!」
匠くんが、どうしているの?という疑問が解けて、一人、頷きながら納得する。
「美羽、何か納得しているみたいだけど、俺は納得してないから。どうして美羽が、合コンなんかに来ている?」
「それは……」
『須賀さんの合コン開催の条件が、私の合コン参加だったからです』なんて、言えないよね。
背後に、メラメラとした炎が見えそうな匠くんは、かなり怖い。
あっ…どこで会ってもカッコいい!!……けど、なぜメガネをかけているの?
一瞬、気まずい状況を忘れて、見慣れないメガネをかけている匠くんを、不思議に思う。
「「栗原主任!」」
四つ葉銀行男子達は、突然の職場の先輩の登場に、椅子から腰を浮かせる。
女子達は、ボー…と匠くんを見つめる。みんなの瞳がハート型に見えるのは、多分気のせいじゃないと思う。
「「お疲れ様です!」」
「お疲れ様。…で、美羽はここで、何してる?」
後輩達を一瞥して、すぐに考えの読めない顔で、ジッと私を見る匠くん。
「匠くん、どうしてメガネをかけてるの?視力、悪くなってた?」
ちょっとだけごまかすつもりもあって、どうしても気になる事を訊いてみた。
「っ!……これは…後で話すから。それより、俺の質問に答えろ。美羽は、ここで何をしている?」
一瞬、動揺したようには見えたけど、やっぱり、ダメか……
「何って……合コンだよ」
見ればわかると思うし、ここは正直に答えよう。
「合コン!?…俺、聞いてないけど」
ピクッと片眉を上げて、匠くんが言った。匠くん、何か怖いよ……
「いっ、言おうと思ったら、先に匠くんが、同期会があるって言ったから、何か言いそびれて!…そっか!匠くん同期会で、ここに来てるんだね!」
匠くんが、どうしているの?という疑問が解けて、一人、頷きながら納得する。
「美羽、何か納得しているみたいだけど、俺は納得してないから。どうして美羽が、合コンなんかに来ている?」
「それは……」
『須賀さんの合コン開催の条件が、私の合コン参加だったからです』なんて、言えないよね。
背後に、メラメラとした炎が見えそうな匠くんは、かなり怖い。