呼吸(いき)するように愛してる
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翌、日曜日。

カーテンの隙間から差し込んでいた明るい太陽の光に起こされるように、私は目を覚ました。

いつもだったらお布団の中でモソモソしてしまう時間帯だが、ベッドから抜け出し二重に引かれているカーテンを開ける。

「おぉ!五月晴れっ!」

と口に出してみたが、正しい意味は知らない。

雲一つない青空に、今日はお布団を干そうと決める。

シーツを洗って…匠くんのも一緒に洗って、お布団も干そう。

スマホを見れば、寝る前に匠くんに送った『おやすみ!』のメッセージに、日付が変わってから『飲み過ぎた!』のメッセージが届いていた。

フフッと笑って『おはよう!野球日和だよ!』とメッセージを送った。

普段着に着替えて、キッチンに行って朝食をとる。

お姉ちゃんはまだ寝てるし、お父さんとお母さんは仕事だと言っていた。

食パンをかじっていたら、匠くんからメッセージを届いた。『おはよう!寝不足には眩しすぎる太陽だ』

「がんばれ!匠くん」

スマホを見ながらそう呟くと、『ファイト!』とメッセージを送った。

歯みがきをして、顔を洗って、日焼け止めとリップクリームを付ける。

お休みの日は、出かける事がなければメイクをしない。……これからは、ちゃんとするかな……と、鏡を見ながらそう思った。

髪を適当にポニーテールにすると、準備完了。

自室の布団のシーツを剥ぎ、お布団を干し、掃除もする。

それを終えたら、洗濯物を持って匠くん家に移動する。

匠くんの部屋のシーツやお布団も同じようにする。

洗濯機を回し、その間に掃除をする。

私ってばよく働いてる!いい奥さんに、なれそうじゃない?

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