呼吸(いき)するように愛してる
でもそれは、美羽への溢れでる想いや、抑えられない衝動とは、明らかに違う。

人の想いなんて、比べるものでも、量れるものでもないのはわかっている。

……それでも、今だからわかる。俺は彼女達に、誠意のない男だったと。

自分の心にきちんと向き合えないまま、地元の『四つ葉銀行』に就職を決めていた──
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