溺愛ドクターに求愛されて

そういえば観光に夢中で、不思議とお腹は空かなかったけど昼ごはんも食べてない。


頷いた私に嬉しそうに笑った裕介さんと連れ立って京都駅近くにあるお店に入る。


私が居酒屋とか気取らない所でいいと言ったから居酒屋だけど、完全個室になってて落ち着いたお店だ。


「舞依ちゃん、お酒飲める人?」


メニューを見ている裕介さんにそう聞かれて私はうーんと唸る。飲むってほど飲まないしお酒も強い方ではないんだけど。


「いや、あんまり強くはないんですけど……飲んでもいいですか?」


何となく酔いたいような気がしてそう言った私に裕介さんはニコッと微笑む。


「いいよ、飲んで。何か嫌いなものある?ないなら適当に頼んじゃうけど」


「あ、特にないのでお願いします」


そう答えると裕介さんは店員さんを呼んで料理を注文してくれる。


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