溺愛ドクターに求愛されて
もうすぐ東京に戻ると言っていたのは本当のようで部屋の中は段ボールが積んである。
「ごめんね、散らかってて」
裕介さんがそう言うけど引っ越しの準備をしてるだけで散らかってるという感じではないけど。
私の前に置かれたグラスを一口飲んで、それがお酒な事にびっくりして裕介さんを見る。
「だってお酒飲まないとキスしちゃダメっていうからさ。酔わせちゃおうかなって」
そう言って笑った裕介さんに心臓がドキドキしてくる。
部屋に誘われてOKしちゃったんだから、何されてもいいって事になっちゃうと思うんだけど。
朝言った言葉、気にしてくれてたのかな。
裕介さんが手早く作ってくれた料理を食べながらお酒を飲む。
料理も出来るなんて、本当に完璧だな裕介さん。
「裕介さんは、お酒も強いんですか?」
「そうだね。普段は飲まないけど……弱くはないかな?」
そう聞くと裕介さんはそう言って笑って私の顔をじっと覗きこんでくる。