箱入り娘と黒猫王子
「おはよう、花」
眼鏡をかけてないにーくんはいつもより少し幼く見えて、赤茶のクセ毛も猫ちゃんみたいで可愛い。
優しく頭をなでてくれるにーくんは、人とのお付き合いが苦手だけどすっごく頭がいい28歳。
多分兄の中で一番私を甘やかすにーくん。
そのせいなのかかっこいいのに彼女もいない実家暮らし…。
アメリカの某大学卒業で、お仕事はぷろぐらまー??とか言うやつで私には使い方もわからない機械がお部屋にたくさん…。
タブレットに届いてるメールは英語だし、置いてある本は中国語とか何語かわからないものもある。
「ふら」
「ん?」
「先下行ってる」
そう言ってもう一度ポンポンと頭を撫でて部屋を出ていった。
眼鏡をかけてないにーくんはいつもより少し幼く見えて、赤茶のクセ毛も猫ちゃんみたいで可愛い。
優しく頭をなでてくれるにーくんは、人とのお付き合いが苦手だけどすっごく頭がいい28歳。
多分兄の中で一番私を甘やかすにーくん。
そのせいなのかかっこいいのに彼女もいない実家暮らし…。
アメリカの某大学卒業で、お仕事はぷろぐらまー??とか言うやつで私には使い方もわからない機械がお部屋にたくさん…。
タブレットに届いてるメールは英語だし、置いてある本は中国語とか何語かわからないものもある。
「ふら」
「ん?」
「先下行ってる」
そう言ってもう一度ポンポンと頭を撫でて部屋を出ていった。