箱入り娘と黒猫王子
「ふらおっはー」
ふにゃふにゃ笑って目を擦るなっちゃんは21歳の美容師さん。
専門学校の現場研修でスカウトされて以来、雑誌でモデルをしながら、事務所所有のサロンで美容師さんをしてる。
「今日は何時に出る?お弁当は?」
「今日は8時に出て3時から撮影ー…おべんといる。」
そう言えば昨日帰り遅かったよね…。
ふわふわおっとりしてて、ズボラで面倒臭がりななっちゃん。一人暮らしなんかしようものならいつまで体が持つのやら…ってことで今も実家暮らし。
……体、壊さなきゃいいんだけど。
「私いっくん起こしてくるから、先に顔洗ってきてね?」
「んー、わかったー」
伸ばされた手を力いっぱい引っ張れば立ち上がって、満足そうに部屋を出た。
ふにゃふにゃ笑って目を擦るなっちゃんは21歳の美容師さん。
専門学校の現場研修でスカウトされて以来、雑誌でモデルをしながら、事務所所有のサロンで美容師さんをしてる。
「今日は何時に出る?お弁当は?」
「今日は8時に出て3時から撮影ー…おべんといる。」
そう言えば昨日帰り遅かったよね…。
ふわふわおっとりしてて、ズボラで面倒臭がりななっちゃん。一人暮らしなんかしようものならいつまで体が持つのやら…ってことで今も実家暮らし。
……体、壊さなきゃいいんだけど。
「私いっくん起こしてくるから、先に顔洗ってきてね?」
「んー、わかったー」
伸ばされた手を力いっぱい引っ張れば立ち上がって、満足そうに部屋を出た。