未完成恋愛
そして彼女はオレ自身を。
舐め…
口にふくんだ。

それだけでもう我慢できなくなった。

「お…岡崎…オレ…どうすればいいの?」
「…ん…」

彼女は責めるのを止めゴムをつけてくれた。そして彼女はオレを誘導してくれて…

初めての感触にマジで頭が真っ白だった。
この後の事はよく覚えてないけれど…


無我夢中で
彼女を求めた。

「ゃ…あっ…ぁぁっ」

彼女の声を聞くたびに
オレはますます…興奮し動いてみせた。
でもそれは大人の彼女からすれば未熟で…彼女を満足させられるものではなかったと思う。

それでもオレは初めてなりに努力した。
でも…さすがに長い時間はムリだった。

「ゴメン…オレ…」

「ん…!!いいよ…私も…もぉ…あっ…ダメだから…」


何もかもが初めての感触。
オレは岡崎と一緒に昇天した。



終わってみて…落ち着いてきた頃、我にかえる。
オレ…ヤバい事したんじゃないの?


「岡崎…ゴメン。こんな事して…」

「…いいの。私もしたくなっちゃったから…私の方こそゴメン。キミは初めてだったのに…」

「オレは…初めてが好きな人とだったから良かったんだ。オレ…岡崎が好きなんだ」
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