狼な彼と赤ずきん

「めちゃめちゃにしてやる、お前が、俺以外では感じることができないように、快楽に溺れさせて壊してやる……」



ぐるる、と唸りながら私に触れる狼は、いつもの彼ではないみたいで。



「あっ、や、だめ、狼さんっ、狼さんっ、ぅ……!!」



体がびくびくと跳ねる。


いつもの彼ではないみたいだとさっき思ったところだが、私もいつもの自分ではないみたいだ。


自分の意思に反して上がってしまう、甘い声、吐息。



「その表情、最高にそそられる……」



「いや、もっ、無理、おかしくなる……っ!」
 


私は、彼の言葉通り、徐々に彼に溺れて、激しく壊されてしまった。
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