潮風とともに


「ありがとうございます!!ではそうさせてもらいます!!」


波瑠が嬉しそうに頭をさげた。


私はあまりの展開に頭がついていかずに茫然としてしまう。

そんな私を波瑠が不安そうな顔をしてみているのに気がついて、

「っあ、ごめん。違うの。ただこんなにあっさり許してもらえるとは思ってなかったから、、、

嬉しい!波瑠、来月楽しみにしてるね!!!」


私は波瑠の目を見つめてニコリと言うと、
波瑠が顔をあからめた。



「瑠碧ちゃん、おめでとう。急展開でも、縁があればトントンと進むものだから。流れに身を任せるのがいいと思うよ。
幸せになってね。」


早苗さんに言われて思わず涙ぐんだ。


「早苗さん、ありがとう。」



波瑠がそっと手を繋いでくれて、また心が暖かくなって、私は涙を静かに流した。



幸せな気持ちのまま、

お母さんに言われるがまま、6人で出前のお寿司を食べ、
何の不自然さもなく、波瑠がこの家族の中に溶け込んでいることが嬉しくて仕方がなかった。



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