潮風とともに
ホテルに戻って水着でも入れるレストランに入った。
その途中でさっきの無愛想な男の人とすれ違った時、ふと目があってしまって、
何故だかドキン!としてしまい、すぐに目を逸らした。
イケメンすぎる……
身長180㎝は越えてるかな。
色黒で沖縄の人だからか、堀も深くて、
染めているのか明るいブラウンの髪がフワフワしてい触りたくなった。
「ん?瑠碧??どないしたん」
ぼーっと赤嶺と呼ばれた人の事を考えていると、
美穂に肩を叩かれてハッとした。
「ごめん。考えごと。さ!お腹すいたー!
何食べよう!!」
私は美穂に向かって笑顔を向けると、少し切ない顔をした美穂がいた。
「せやなー、何にしよ。」
二人でメニューをみて、オススメのタコライスを注文した。
「それにしても、瑠碧ってほんま、そのスタイルなんなん!!美人やのに乳はでかいし、くびれはあるし。お尻も綺麗。言うことあらへんとか。嫌味やわ。」
「嫌味って。。美穂のほうがスタイルいいよ。」
「なに言うてるん。うち乳ないし。ほんま昔からフラダンスしてたらこうなんの?それとも、おばあちゃんがアメリカ人やから?」
羨ましいーー!と言いながらも運ばれてきたタコライスを口に運ぶ美穂。
「そりゃ、昔からフラしてるからってのもあるだろうけど、乳はお母さんが巨乳やからそれに似たんじゃないかな。
でも肩凝るし、男からは変な目でみられるし、良いことないよ。」