潮風とともに

そんな話をしているうちにスキューバの場所に着いて、インストラクターを紹介された。


あ……。赤嶺さんだ。

スキューバのインストラクターだったんだ、、、




「赤嶺さん、13時予約の相澤様と重田様。よろしくお願いします。」

そう言うと、何か赤嶺さんに耳打ちをしてフロントへ戻っていった。


「赤嶺です。よろしくお願いします。」

そう、愛想のない顔でいうと、淡々とスキューバの説明を始めた。

私たちは楽しみにしていたこともあり、真剣に説明を聞いて準備にとりかかった。



赤嶺さんは愛想はないけど、説明はわかりやすい。
説明の合間に質問はない?と聞いてくれるし、初めてのスキューバに不安もあったけど、楽しみの方が上回ってきていた。


「じゃあ、早速、潜りましょうか。」



説明の通りにできているか不安だったけど、
戸惑っているとそっと近づいてきて手伝ってくれたり、
分かりにくい優しさのある人なんだと思った。



たった数時間だったけど、スキューバ体験は本当に楽しかった。

次はライセンスを取りたいと思えるほどに
海の中は綺麗で、本当に楽園ってあるんだと思った。
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