拗らせ女子に 王子様の口づけを


そうね、と瑞希が楽しそうに笑う。

「野々宮君と私達同期なのよ」

ほほぅ。
うんうん、同じ年だったと思い出す。

「どんなに誘っても二人きりでは絶対誘いに乗らないわが社の癒し系が、今日来たばかりの野々宮君を誘ってたって聞いてね。どんな関係かなーっと聞こうと思ったの。そしたら社食で偶然あって、今に至る感じかな」

「ねー」

「ねー」

と、環と麻美も笑う。

「癒し系って、、、。相変わらず嬉しいこと言ってくれますねぇ。瑞希さん」

少し頬を染めながら、うふふと沙織が笑う。

「今度瑞希さんの好きな唐揚げ、いっぱい作ってきますね」


大好きな先輩に褒められるのはくすぐったくて嬉しい。


自然と頬が緩む。
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