私って、男運がないと思うんです
「だって、それは。陽さんがどういうつもりか、わかんないし。結局、彼女いるのかとかもよくわかんないし、迷惑だけは、かけたくないなって」
「迷惑じゃないし。てか前も言ってたけど、彼女ってなんのこと?なんか、岡田の挑発に乗ったみたいで、シャクなんだけど」
言いながら、私の腕を引いて抱き寄せた。
そして、背中をぽん、ぽんとしながら、陽さんは言葉を続けた。
「俺こんなだし、はぐらかしてた自覚もあるんだけどさ。仕事でこっちいないこと多いし、撮影入ると連絡すらめんどくさくなるし、女となんか続かないんだよね。それにお前、若いしさ。岡田とかそばにいたら、そりゃそっちいっちゃうだろって」