私って、男運がないと思うんです
「なに?やっぱ岡田にするって話?」
「ち、違いますよ」
ここで負けちゃいけない。
ちゃんとぶつからないと、と自分に言い聞かせ、勇気を振り絞って声を出した。
「わ、私。陽さんが好きなんです。
陽さんは―――
陽さんにとって私ってなんですか?」
陽さんは飲んでいたビールをデスクの上に置いて、こちらに視線を向けた。
「むしろさ、そういうお前にとっては何なの。連絡1つよこさないくせに」