イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「お疲れ!また一緒にやろうね」


「みんなこれからどーする?」


船越さんはまだ次のお店に
行きたかったらしいが
「どーって帰るよ」
と貴弘に言われて【チンッ】と
なっていた。


「門倉さんは彼が来るんですよね?」


「あ~ 無理になったとラインが来てた」
嘘だけどね 始めから予定ないし!


「おっ!そーだ
あたし彼に頼まれてたものがあるんだ
うーん 船越くん付き合ってくれない?」


「いいっすよ
頼まれ事はなんですか?
ってかお店開いてるんですか?」


「うん!24時間営業の店だからね
あっ!前田さん乃愛を送ってくれます?」


「いいよ!あたしは
タクシーでも電車でも
何でもあるから それより
明光くんに頼まれたものなら
ちゃんとしてないと怒られちゃうよ
あっ!そーだ!船越さんじゃなくて
あたしが付き合うよ」


「いいの!男目線で見て欲しいから
乃愛には用がないの!」


「はいはいそーですか
どーせあたしは役に立ちませんよ」


「なので!前田さんお願いしますね
行こう!船越くん」


船越さんは無理矢理 夢子に
連れ去られた。


「なんだあれ!」


「夢子はいつもあんな感じよ
でも 気が利くしいいヤツなんだ」


「そうみたいだな
じゃあ 車持ってくるから待ってろ」


うん?そうみたいって・・・?


「いいってぇ~
早く家に帰ってあげて子供も待ってるでしょ」


「もー!」と貴弘はあたしの手を取り
「お前を一人で待たせたらまた
帰られるかもしれないから
パーキングまで連れていくわ」
と そのまま手を繋いだ状態で
駐車場へと向かった。


前に送ると言われて
勝手に帰ったことがあったな。


「わかった!わかったから
手を離して!
誰が見てるかわかんないよ
揉めるの嫌だから」


その瞬間手は離された。


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