イマカレモトカレ 永遠の愛は?
久々に手を繋いだ
その貴弘の手はとても
温かかった。
あたし・・・
貴弘のことが好き。
叶わぬ恋だけど
貴弘の側にいたい。
でも・・・ダメ!
和典さんで懲りてるじゃない
奥さんが居て・・・
奥さんにいたずら電話されて
同じ事を繰り返すの?
前は【知らなかった】で
済むけれど今回はそうはいかない。
悲しいけど 辛いけど
諦めなければいけない。
そう思うと自然の頬を伝うものが・・・。
「あれ!泣いてんの?」
「えっ?あっ・・・」
わざとらしく
『涙が出てるわ なんで?』
という軽く言ったが・・・。
「お前は情緒不安定だな
あっ!ちょい寄り道するぞ」
「あ~どーぞ
あたしは送って貰う身なんで
貴弘の好きなようにして」
貴弘は商店街のある所に車を着け
「このまま車で待ってろ!
車にエンジンかけてるから
もし勝手に降りたりしたら
盗まれるから降りんなよ」
念を押され
「大丈夫ちゃんと乗ってるから」
と答えると商店街へ消えていった。