イマカレモトカレ 永遠の愛は?
「乃愛はきっとまだ貴弘くんのことが
好きだと思うのよ
もし良かったら乃愛を・・・
乃愛を幸せにしてくれませんか?」
母親はムシのいい話なんて夢子に言っていたが
貴弘を見た瞬間お願いをしてしまった。
「すごく勝手ですね
一旦は猛反対をしてたのに
今更・・・」
「ちょっと・・・前田さん」
今まで黙っていた夢子が貴弘を止めた。
「西山さん全然いいのよ
ほんとよね ごめんなさいね
貴弘くん さっきの忘れて」
「そう言うところが自分勝手なんですよ!
反対したり認めたり頼んだり断ったり
何なんですか!!!
自分は乃愛のことがまだ好きで
乃愛の両親に認められる男に
なってるか不安で
大きな壁が隔ててると思ってました
この大きな壁を突破しないと
次に進めないと思って・・・
なのに・・・何なんですか・・・」
「えっ?乃愛のこと
まだ思ってくれてるの?」
「そうです
すみません・・・しつこい男で」
とうとう貴弘は
自分の気持ちを乃愛の母親に
ぶつけたのだった。
「ありがとう
ほんとに ありがとね」
母親は貴弘の手を取り何度もお礼を言った。
「乃愛の相手として認めてくれるんですか?
気が変わったりしませんか?」
「変わったりしないわ
こちらの方こそお願いします」
すると夢子が
「乃愛の気持ちはどうなんだろう・・・
もう一度前田さんと!なんて思ってるのかな?
忘れて新たに始めるために
気持ちの切り替えをするために
どこかへ行ってるんじゃないのかな?
あっ!ごめんね 変なこと言って」
と二人に言った。