イマカレモトカレ 永遠の愛は?


「乃愛・・・いまどこ?」


「何?」


「どこかな?と思って」


「友達と飲んでる!
友達の彼氏も一緒だしその会社の人もね!
すごく楽しいよ」


嘘をついた
夢子と二人なんだけど
少しでもヤキモチを妬いてくれるかな?
なんて・・・。


「・・・そっか」


「友達はちゃんと彼氏に紹介してもらってた
誰かさんとすごい違いだよね」


「虫の居所が悪そうだね」


「悪くさせたのは和典さんだし!」


「だよな・・・
電話を切られて振り返ってみて
悪かったなぁ~と思って」


「あっ・・・そう」


「今大変な時なんだ
落ち着いたら近いうちには
友達とかにちゃんと紹介するから」


「いいよ無理しなくても」


「もー!!!機嫌直してよ」


「大変?落ち着いたら?
それがあたしのことをみんなに言うのに
関係あること?
別にいいし無理しなくても」


「もー!!!どーしたらいいんだよ」


「本通りのゲンゴロウってお店だから
今すぐ来て!」


「それは・・・
あっ!もう飲んだから運転できない」


運転できなくてもタクシーだってあるじゃん
それを『飲んだから』と片付けたのにも
腹が立つ。


「じゃあね」


またまたあたしから切った。


でもお店の名前も伝えたから
絶対来てくれると思ってた。


それは・・・叶わなかった。









< 18 / 187 >

この作品をシェア

pagetop