イマカレモトカレ 永遠の愛は?


話に夢中になっていると
「乃愛先輩の携帯鳴ってますよ」
と 隣のエリに言われ
見ると本当に鳴っていた。


相手は和典さん。


今はいいか 後でかけ直そうと
そのまま携帯を鞄に入れようとすると
「出なくていいんですか?」
とたのんちゃんが言うものだから
「彼だから大丈夫」
と 返答すると
「いやぁーん 彼なら出てくださーい
先輩がどんな顔をして話すのか
見ぁーい」まるで酔っぱらいのエリ。


「もしもし」


「やっと出た!
今何処にいるの?」


「会社の飲み会」


「毎日毎日飲み会だ
ご飯だって忙しいんだな
で?男とかいる?」


えっ・・・?


「女子会だから」


「ほんとに?」


疑ってかかる和典さん。


「じゃあ 証拠聞かせてよ」


「証拠?」


「みんなの声を聞かせて」


「そんなの無理よ・・・」


そんな会話をしていると
「せんぱーい!彼氏さんとの電話は
後でしてください!
時間制限あるんだから
食べなきゃ損ですよ」
とエリが電話の近くで言ったものだから
それが和典さんには聞こえて
納得したようだ。


「帰り電話して迎えにいくから」
と 終わりの時間予定まで聞いて
電話を切った。


「エリ・・・ありがとね」


思わず言ってしまったあたしに
「御礼を言われるようなことしてませんよ
何でですか?」
と 反対に言われて
「いやいや何となく」なんて
答えるあたし。

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