オフィスの野獣と巻き込まれOL
ファイルの資料でも整理してようかな。

時間が経つにつれて、プリントアウトした資料が増えていく。

そのうち苦労するんではないかと予測して、今のうちにファイリングしておこうと思った。

庶務課に行って、空のファイルを箱ごと持ってくる。

山科君が出した資料を、ナンバリングして片っ端から閉じていく。

閉じたら、テーブルの上に取り出しやすいように並べて置いた。

「あれ?
さっき見てた資料どうしたっけ?」

山科君が、
机にあったはずの資料を探している。

「それなら、ここに」と言って、私は山科君に整理したファイルを手渡しする。

「ありがとう。じゃあ、これから大量の帳票類の出力するから、それもファイリング頼もうかな」

「はい」よかった。

数字を打ち込んでって言われなくて。

何とか居場所が見つかった。

やっているうちに、要領がつかめてきた。

ファイルをした資料を探し出すのと、山科君が出しした資料を、管理部のプリンターまで取りに行く仕事を請け負った。
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