オフィスの野獣と巻き込まれOL
私は、亜美を誘って居酒屋に来た。
このところ、仕事で山科君とずっと一緒だし、逆に亜美の方は、山科君と会う機会が減っていた。
この二人、付き合ってるんだか、そうでないのかはっきりしない。
山科君がいないところで話した方がいいと思った。
それに、彼が居ない方が、亜美も本音で話しやすいだろう。
二人で飲むのも久しぶりだし。
浮かない顔でやって来た亜美を、励ますように声をかける。
思ったより、深刻な事になっていなければいいのだが。
私は、心配しながら亜美の様子をうかがう。
珍しく緊張して亜美に話しかける。
「えっと、亜美もしかして、山科君のこと、気にしてるかも知れないなと思って。
言うまでもないけど、私、山科君とは何ともないから」
「どうして、
そんなことわざわざ言いに来るの?」
私は、亜美の反応に驚いて目を丸くする。
思った通りだ。
想像以上に亜美は、私と山科君のこと気にしてる。