オフィスの野獣と巻き込まれOL
キモ課長は、今までと打って変わってなぜか行動的になった。
いったいどういうことですか?
自分から飲みなおそうと誘い、もたもたしている私を促すように背中を押してる。
私は会計を済ませて、領収書を書いてもらってる間、ちらっと後ろを振り返る。
何が彼の気分を変えさせたんだろうかと、表情を盗み見た。
「エレベーター、すぐ来るから」
彼は、そう言ってホールで私を待つ。
相変わらず表情を崩さないままだったけど。
乗り込むときは、紳士らしく私をエスコートしてくれた。
私に後ろから近づいて来た彼の体が私に触れた。
キモは、予想外に筋肉質の体をしていた。
ダボっとした服を着てるから、てっきり蚊トンボみたいな細い体をしてると思ったのに。
これも計算外だった。
彼は、さっきと別人のように距離を詰めて来てた。
うっかりしている間に、後ろからふっと息がかかる。
すっと顔を近づけ耳に唇が触れるほど近くに立っている。
さっきと違い、別人のように積極的だった。
上に上がって行って、あっという間に最上階のラウンジに着いた。
「ここは、奢ります」
無表情だった顔に表情が出て来た。キモが、今までと打って変わってにこやかに笑う。
笑ってる。初めて見た。笑ってるの。
レアなキモ川ってこと?
酒が飲めるのが嬉しかったのかな。
「あ、ありがとうございます」私は、キモの笑った顔に微笑んだ。
会計を済ますまでは、断りの文句を色々考えたのに。
キモの笑顔にやられてしまって、すべてを帳消しにしてもいいと考えてる。
全然、打ち解けてくれなかった実家の犬が、苦労の末なついてくれた時の感動を思い出す。
ああ、とうとう私、キモに対して断りにくい何かを感じてしまってる。
だめだ。私。この男に遊ばれてる。
トホホ……
いったいどういうことですか?
自分から飲みなおそうと誘い、もたもたしている私を促すように背中を押してる。
私は会計を済ませて、領収書を書いてもらってる間、ちらっと後ろを振り返る。
何が彼の気分を変えさせたんだろうかと、表情を盗み見た。
「エレベーター、すぐ来るから」
彼は、そう言ってホールで私を待つ。
相変わらず表情を崩さないままだったけど。
乗り込むときは、紳士らしく私をエスコートしてくれた。
私に後ろから近づいて来た彼の体が私に触れた。
キモは、予想外に筋肉質の体をしていた。
ダボっとした服を着てるから、てっきり蚊トンボみたいな細い体をしてると思ったのに。
これも計算外だった。
彼は、さっきと別人のように距離を詰めて来てた。
うっかりしている間に、後ろからふっと息がかかる。
すっと顔を近づけ耳に唇が触れるほど近くに立っている。
さっきと違い、別人のように積極的だった。
上に上がって行って、あっという間に最上階のラウンジに着いた。
「ここは、奢ります」
無表情だった顔に表情が出て来た。キモが、今までと打って変わってにこやかに笑う。
笑ってる。初めて見た。笑ってるの。
レアなキモ川ってこと?
酒が飲めるのが嬉しかったのかな。
「あ、ありがとうございます」私は、キモの笑った顔に微笑んだ。
会計を済ますまでは、断りの文句を色々考えたのに。
キモの笑顔にやられてしまって、すべてを帳消しにしてもいいと考えてる。
全然、打ち解けてくれなかった実家の犬が、苦労の末なついてくれた時の感動を思い出す。
ああ、とうとう私、キモに対して断りにくい何かを感じてしまってる。
だめだ。私。この男に遊ばれてる。
トホホ……