オフィスの野獣と巻き込まれOL

「褒めてくれるなら、
キスも欲しいんだけど」

課長は、いつの間にか目を開けていた。

愛しさがこみ上げて来て、キスしたくてたまらなくなる。

そっと唇に触れると、引き寄せられた。


何か言おうと思っても、そのたびにキスでかき消される。

しびれたように身体がいうことを聞かない。

「お願い、離して」

「離して欲しいなんて、望んでいないだろう?」

彼の言う通りだった。

いつの間にか、私は彼が思うままに体を開いて、受け入れてる。


途中で我に返って、
止めてと抵抗してみたものの、

何枚も上手な彼は、
私の心の動きを予測して、
どんどん深みに嵌めていくのだった。

抵抗して、背中を叩いてるつもりが。

彼の体を引き寄せてしがみついていた。
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