オフィスの野獣と巻き込まれOL
その時は、単純に若い男の子が好きなんだと思っていた。
ママが気にしていたのは、自分の息子と同年配の男の子だった。
ちょうど社会人になりたての、必死で頑張ってる子に弱かった。
心配してたのは、男の子だけじゃない。
見ず知らずの私にだって、立場を超えて親身になって相談に乗ってくれた。
私が就職を諦めようとしたとき、
『ちゃんとした会社に就職しなさい』と背中を押してくれたのもママだった。
ママの、そばは暖かくて心地よい。
「ママ、私ここで働こうかな」
「何、言ってるの。仕事なんて、いくらでもあるでしょう?」
「うん」
「美帆ちゃん、あなた会社辞めるつもりり?」
「辞めたくないよ。
でも、自分のしたこと考えると、平然としていられない。
私のした事で、会社を辞めなくてはいけない人がいると言うのに」
ママは、優しく私を諭すように言う。
「美帆は、今まで誰も傷つけないで生きてたって言える?」
「ええっ?」
「人間、生きていくうえで、
ただの一度も人を傷つけたことがない人なんて、この世の中にいないはずよ」
「そうだけど」
ママが気にしていたのは、自分の息子と同年配の男の子だった。
ちょうど社会人になりたての、必死で頑張ってる子に弱かった。
心配してたのは、男の子だけじゃない。
見ず知らずの私にだって、立場を超えて親身になって相談に乗ってくれた。
私が就職を諦めようとしたとき、
『ちゃんとした会社に就職しなさい』と背中を押してくれたのもママだった。
ママの、そばは暖かくて心地よい。
「ママ、私ここで働こうかな」
「何、言ってるの。仕事なんて、いくらでもあるでしょう?」
「うん」
「美帆ちゃん、あなた会社辞めるつもりり?」
「辞めたくないよ。
でも、自分のしたこと考えると、平然としていられない。
私のした事で、会社を辞めなくてはいけない人がいると言うのに」
ママは、優しく私を諭すように言う。
「美帆は、今まで誰も傷つけないで生きてたって言える?」
「ええっ?」
「人間、生きていくうえで、
ただの一度も人を傷つけたことがない人なんて、この世の中にいないはずよ」
「そうだけど」