オフィスの野獣と巻き込まれOL
再び車に乗り込んだ。
何もない部屋に居座ることは、出来ない。
義彦君が行先を告げた時、
大音量で呼び出し音が鳴った。
課長?
慌ててポケットから取り出そうとして、落としてしまった。
携帯が車のシートに転がった。
「今頃かけて来てもねえ」義彦君が拾い上げて、電源を落とす。
「美帆、これはしばらく預かっておくね。
すぐに新しいものを用意するから。
前にも言ったけど、君が離れてた時のことは、忘れよう。
でも、これからは、僕の知らないところで勝手に男性と会ってもらっては困るな。
特に、祐一には。
彼の視界に君を入れたくないんだな」
「義彦君……」
「ほんと、僕って嫉妬深いよね。でも、君を思えばこそなんだ。念には念を入れないと。
いくら取引成立したからって、いつ気が変わるか分からないもんね」
義彦君は、ガッチリ私を捕まえて放さなかった。
何もない部屋に居座ることは、出来ない。
義彦君が行先を告げた時、
大音量で呼び出し音が鳴った。
課長?
慌ててポケットから取り出そうとして、落としてしまった。
携帯が車のシートに転がった。
「今頃かけて来てもねえ」義彦君が拾い上げて、電源を落とす。
「美帆、これはしばらく預かっておくね。
すぐに新しいものを用意するから。
前にも言ったけど、君が離れてた時のことは、忘れよう。
でも、これからは、僕の知らないところで勝手に男性と会ってもらっては困るな。
特に、祐一には。
彼の視界に君を入れたくないんだな」
「義彦君……」
「ほんと、僕って嫉妬深いよね。でも、君を思えばこそなんだ。念には念を入れないと。
いくら取引成立したからって、いつ気が変わるか分からないもんね」
義彦君は、ガッチリ私を捕まえて放さなかった。