オフィスの野獣と巻き込まれOL
「祐一、帰ったの?」廊下から声が聞こえて来た。
私たちの寝室のドアがノックされた。
運悪く、鍵などかかっていなかったから、ドアが開いてしまった。
「あら、仲がよくてよかったわ」
淑子ママが入って来た時、私たちはキスの最中だった。
「げ、お袋。なんだ。まだいたの?」
「まだいたのって、ここに住むことになったのよ。武ちゃんが是非にそうしてって」淑子ママがいきなり核心を言ってしまった。
「ちょっと待って。どういう意味?」祐一さんが驚いて聞き返す。
ママは、ニヤニヤ嬉しそうに答える。
「二階には上がってこないから、大丈夫よ。一応、挨拶だけでもしておこうと思って」
「おい、待てって。どういうこと?」祐一さんがママを引き留めた。
「祐一さん。お願い」私は、ママに詰め寄ろうとする彼にしがみついた。
「美帆、あいつらのいうこと聞いてどうするんだ?」
「でも……あなたのたった一人のお母さんでしょう?」
「美帆……ああ、もう。君は本当に優しいから」彼は、悔しそうに頭を振った。
「祐一さん……」
「でも、条件がある。君は、一生俺のそばを離れないこと。
何があっても、それだけは絶対だ」
「はい」
「それに……俺のいうことは、なんでも聞き入れること」
「祐一さん?それはいくら何でも」
「やり過ぎか?」
「いいえ」ダメだって言っても、私は彼のいうことを聞いてしまうだろう。
「うん、早速そこに座って」
私は、言われた通りにする。
「その、ブラウスのボタンも外して」
「祐一さん、食事の支度出来てるのよ」
「お腹はそれほど減ってない。それより、早く言った通りにして。
ダメ、一つじゃ。ボタンは3つ外して。そう。スカートもまくり上げて」
「祐一さん!」
「言うことをきくんだろう?頭の中、美帆のことばかりだ。早く君を抱きたい」