オフィスの野獣と巻き込まれOL

強く抗議しようと思って胸を叩いたら、すっと顔が近づいて来て、キスされた。

キスなんかされたら……

何度もこうして抱き合った、あの時の感覚がよみがえってくる。

忘れてた。なんていい匂いなの。

くらくらしそう。


こいつ、こういう事には相当慣れてるんだった。

このまま思い通りになるもんですか。

こいつは、最低な男だ。

欲望が満たされれば、あっけなく放り出すんだから。

私は、身をよじって抵抗する。


いやって、抵抗するたびに、強い力で引き寄せられる。

彼の指が、大胆に腿の内側深くに伸びていく。

声を押さえるために、唇をかみしめる。

キスで塞がれてる唇のことを気にしてたら、腿に伸びた指が無視できない場所まで伸びて来る。

ちょっと待って。

ねえ、本気でこんなところで何かしようと思ってるの?


彼の指が、ごそごそと微妙な位置で動き回る。

そのうち、ぴったり指の動きを止めた。

指が、するっと引き抜かれ

「ご苦労さん」という言葉と共に彼の体が離れていった。
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