オフィスの野獣と巻き込まれOL
「お店ここで合ってるのかな」店の内装を眺めながら、不安を口にして見た。

「領収書の金額にしては、安酒だな」

キモ課長の言う通り、領収書の金額は数十万になっていた。

「人数が多かったのかな」私は、適当に答える。

私たちの席には、最初に応対してくれた女の子がついてくれた。

まだ若い。学校を出たばかりの子だ。

「初めまして。さやと言います」

彼女が挨拶を済ますと、私は言った。

「綿貫専務って、最近来た?」

「えっと、私は、会ったことないかな、多分。半年は来てないと思う」

さやちゃんは、感じよく答えてくれた。

「半年?それなら、一か月前には、全然来てないって事?」

「ええ、私はちょうど半年前から働きだしてますけど。一度もお会いしてませんよ」

ずっとここに来ていないのか。

じゃあ、どうして領収書があるんだろう。

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