臨時社長秘書は今日も巻き込まれてます!
そう言ってから、小杉さんを見る。
「いいんでしょうか。こんな夜中……と言うか朝方にお邪魔しても」
「いいですよ。うちはそもそも朝が早いんです。トイレに立ってみたら坊っちゃんの家の明かりがついていないから、つい横槍入れてしまったのはこちらですし」
「へ……?」
「昨日の晩は、飯村の坊っちゃんと飲みに行くと不機嫌そうに言ってましたから、釘を刺さないと昼まで飲んでますからねぇ」
……昼まで飲むとか怖いけど。それよりもさ?
「明かりがついてないだけで、社長が不在だってわかったんですか?」
「小杉。朝飯の了承は出たみたいだから、早く車を出せ」
超重低音の社長の声が聞こえてきて、小杉さんと社長がバックミラー越しに睨み合う。
先に折れたのは小杉さんの方で、彼は笑いながら肩を竦めた。
何々? 今のはなんの攻防?
黙って社長を見ていたら、ふっと視線が絡まる。
すると社長は悪戯っ子みたいに笑って、そのまま顔を近づけてきた。
「少しは慣れたか?」
「は?」
「俺の顔が好みだと言っていた割りには、視線がいつも逸らされているから不思議だった。横顔なら遠慮なく見てくるんだな、美和は」
え……。それってどういう意味……。
考えて、気がついた答えに頭を抱えた。
「いいんでしょうか。こんな夜中……と言うか朝方にお邪魔しても」
「いいですよ。うちはそもそも朝が早いんです。トイレに立ってみたら坊っちゃんの家の明かりがついていないから、つい横槍入れてしまったのはこちらですし」
「へ……?」
「昨日の晩は、飯村の坊っちゃんと飲みに行くと不機嫌そうに言ってましたから、釘を刺さないと昼まで飲んでますからねぇ」
……昼まで飲むとか怖いけど。それよりもさ?
「明かりがついてないだけで、社長が不在だってわかったんですか?」
「小杉。朝飯の了承は出たみたいだから、早く車を出せ」
超重低音の社長の声が聞こえてきて、小杉さんと社長がバックミラー越しに睨み合う。
先に折れたのは小杉さんの方で、彼は笑いながら肩を竦めた。
何々? 今のはなんの攻防?
黙って社長を見ていたら、ふっと視線が絡まる。
すると社長は悪戯っ子みたいに笑って、そのまま顔を近づけてきた。
「少しは慣れたか?」
「は?」
「俺の顔が好みだと言っていた割りには、視線がいつも逸らされているから不思議だった。横顔なら遠慮なく見てくるんだな、美和は」
え……。それってどういう意味……。
考えて、気がついた答えに頭を抱えた。