飛行機雲
翼に似てるしぐさが、
私の心をほぐした。
翼のことで、異性に対して固くなっていた心を
優しく、少しだけど、溶かされた気がした。
「…修って不思議っ」
「なんで?」
もうオレンジ色の夕日が、
沈みかかっている帰り道を
修と歩いている私。
クラスまで、修が迎えにきてくれたから、
今日は修と帰ることになった。
「こんなにすぐ打ち解けられるなんて!」
私、こんなにすぐ、修のこと
受け入れられると思ってなかった。
いかついし、私とは無縁の人だと
思ってた。
こんな不良少年に、こんなに純粋な人が
いるってこと、初めて知った(笑)