私、今から詐欺師になります
いまどき、オカマなんて言葉、使うかな、と思っていると、
「茅野」
と呼びかけてきた秀行が核心を突いてきた。
「お前、古島のところで働いてるのか」
やっぱり、そう来ますよね~と思いながら、
「いや……どうでしょう」
と言うと、
「何故、誤摩化す」
と視線を合わせてくるので、つい、またそらしてしまっていた。
それはね。
貴方が穂積さんの会社に迷惑をかけそうだからですよ、と心の中で思っていると、横から玲が言う。
「茅野ちゃんは、穂積に結婚してくださいって言ったんだよ」
「玲さんっ」
なんで今、しゃべりますかーっ、と振り返ると、
「いいじゃん、別に。
この悪代官が、茅野ちゃんみたいな子に、結婚詐欺をして来いなんて無茶言い出したから、こんなややこしいことになったんでしょ」
と開き直ったように言ってくる。
「茅野」
と呼びかけてきた秀行が核心を突いてきた。
「お前、古島のところで働いてるのか」
やっぱり、そう来ますよね~と思いながら、
「いや……どうでしょう」
と言うと、
「何故、誤摩化す」
と視線を合わせてくるので、つい、またそらしてしまっていた。
それはね。
貴方が穂積さんの会社に迷惑をかけそうだからですよ、と心の中で思っていると、横から玲が言う。
「茅野ちゃんは、穂積に結婚してくださいって言ったんだよ」
「玲さんっ」
なんで今、しゃべりますかーっ、と振り返ると、
「いいじゃん、別に。
この悪代官が、茅野ちゃんみたいな子に、結婚詐欺をして来いなんて無茶言い出したから、こんなややこしいことになったんでしょ」
と開き直ったように言ってくる。