乙女野獣と毒舌天使(おまけ完結)
「大の男が、気持ち悪いだろ?ぬいぐるみ作家だなんてさ。」
「……。」
「お前と一緒だよ。」
その瞳は、哀しそうに杏樹を見つめているが、手に持ったウサギを見る瞳は、クルリと開け愛くるしい表情をしている。
「芸術家は男性が多いんだし、ちっとも気持ち悪くない!私の知り合い男性の芸術家多いもん!」
にかっと笑って言い切る杏樹に、ホッと胸を撫で下ろすようた仕草をする雅輝。
「有休中、何も予定なければ空いてる時間、手伝ってくんない?作業中、電話とか出れなくてさ…。」
「わかった。電話に出ればいいのね?」
「あぁ。助かるよ…。電話なって手を止めて出ようとしたら電話が切れてって感じでイラついてくるからさ。」
「了解!…アトリエーMIYABIーって言うのね。」
そう言いながら振り返った時は、雅輝はすでに作業に戻っていた。
杏樹は、雅輝に断ってアトリエの中を見て回ることにした。
どうやらアトリエ兼生活空間らしく、一旦は外に出るとそこが、一軒家であることがわかった。
昨夜は、飲んでいたからここはどこか分からなかったが、出勤時によく通る道から1本細い道に入った所だった。
外観はおしゃれなレンガの建物で、アトリエーMIYABIーと、目立たない小さな看板があり、なんのアトリエかは分からない。
入り口の扉の横に大きな窓ガラスがあり、外の人間に見せるように大・小のウサギやくまのぬいぐるみが無造作に並べられており、もうちょっとどうにかすればいいのにって、杏樹は苦笑いしてしまう。
あんなにぬいぐるみを愛くるしく見つめ、大事に扱うのに、ぬいぐるみの見せ方が下手くそと言うか、苦手と言うか、アトリエの入り口に立ち杏樹は、思いたったように"うん!そうしよう!"と頷き、雅輝に了承を得て、入り口の大きな窓ガラスの掃除を始めた。
「……。」
「お前と一緒だよ。」
その瞳は、哀しそうに杏樹を見つめているが、手に持ったウサギを見る瞳は、クルリと開け愛くるしい表情をしている。
「芸術家は男性が多いんだし、ちっとも気持ち悪くない!私の知り合い男性の芸術家多いもん!」
にかっと笑って言い切る杏樹に、ホッと胸を撫で下ろすようた仕草をする雅輝。
「有休中、何も予定なければ空いてる時間、手伝ってくんない?作業中、電話とか出れなくてさ…。」
「わかった。電話に出ればいいのね?」
「あぁ。助かるよ…。電話なって手を止めて出ようとしたら電話が切れてって感じでイラついてくるからさ。」
「了解!…アトリエーMIYABIーって言うのね。」
そう言いながら振り返った時は、雅輝はすでに作業に戻っていた。
杏樹は、雅輝に断ってアトリエの中を見て回ることにした。
どうやらアトリエ兼生活空間らしく、一旦は外に出るとそこが、一軒家であることがわかった。
昨夜は、飲んでいたからここはどこか分からなかったが、出勤時によく通る道から1本細い道に入った所だった。
外観はおしゃれなレンガの建物で、アトリエーMIYABIーと、目立たない小さな看板があり、なんのアトリエかは分からない。
入り口の扉の横に大きな窓ガラスがあり、外の人間に見せるように大・小のウサギやくまのぬいぐるみが無造作に並べられており、もうちょっとどうにかすればいいのにって、杏樹は苦笑いしてしまう。
あんなにぬいぐるみを愛くるしく見つめ、大事に扱うのに、ぬいぐるみの見せ方が下手くそと言うか、苦手と言うか、アトリエの入り口に立ち杏樹は、思いたったように"うん!そうしよう!"と頷き、雅輝に了承を得て、入り口の大きな窓ガラスの掃除を始めた。