私のいとおしい残念な男達


早々とベッドまで進んで行った黒木が、そこから私を呼ぶけど


え、えっ、ちょっと待って…………?


さすがに発情期の猫じゃないんだから
こんなまだ日のある時間からナニ!?


ベッドの淵に腰掛ける黒木を前に、そこから一歩も動けない



大体、さっきまでちょっとセンチメンタルになってたのに………

これは、ただ単にこいつにデリカシーってものがないって事なのか?


「あの……黒木」

さすがにまだ明るいし……
そうゆうのって、付き合ってても同意を求めるもんってのが礼儀じゃない?

「お前、昨日全然寝てないだろっ」


「へっ?」


黒木にそのまま腕を掴まれ、ベッドに引き摺り込まれた


「ちょっ………っ」


程良くバウンドしながら、寝心地のいいベッドにすっぽりと横に寝かされ

「…………え?」

シーツを上から被せられ、隣で片肘をついて横になる黒木に見下ろされた


「泣いたせいだけじゃないだろ、初めから目が充血してたし、顔色も悪いし、お前昨日どれだけグチグチ考え込んでたんだ?」


「う…………」


「和馬の前でガッチガチに引きつってただろ」


その状態で頭をわしゃわしゃと掻き乱された

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