私のいとおしい残念な男達


「散歩?」


「コンビニで和馬への返事書くための便箋買いに行きたいし」

そう言うと、腰を上げた波瑠


「それだったら俺が買ってくる」


「でも、ほら手紙に何枚か写真も入れたいから携帯の写メ現像したいけど、プリンターのカートリッジ切れてたからついでに買いに行きたいし」

「…………」


ゆっくりと外出の用意を始めた私

外はこの頃陽射しが強いみたいだから、帽子をかぶるため帽子掛けに手を伸ばすと、
「これか?」と波瑠が取ってくれた




「本当に出かけるのか?予定日過ぎてるのに」


「こうゆうのは、動かないと出て来ないのよ」

そう言う私に心配しながら眉を下げる


足元が見えないほど膨らんだ私のお腹の中には、すでに一週間も予定日を過ぎた私達の
のんびりした赤ちゃんがいる



「和馬への手紙は、生まれてからでいいじゃないか?」


「生まれたらもっと忙しくて、出来る事が出来なくなるんだもん」




早く教えてあげたい

最近の私達を

和馬が昔よりずっと妬くくらい甘い波瑠を
思いきりノロケてやろう





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