私のいとおしい残念な男達
「しつこくされてたりするの? だったら俺が………」
「大丈夫、いつもは総務に舞子がいるから、今日はたまたま舞子がいなかっただけだから」
顔を上げて無理にでも笑顔を向けると、それをジッと見つめられ、思いきり溜め息をつかれた
「そうゆう事、頼ってくれないんだな小夏は」
「……………」
頭をポンッと小突かれ「じゃあ行くよ」と言う和馬を再度足止めした
「待って和馬、そう言えば話が………黒木のことなんだけど」
忙しいのは分かっているけど少しだけ
…………秋山さんの一生のお願い
「遊園地でダブルデート?」
「……………うん」
さすがに、呆れた顔をされた
「やっぱり、無理だよね」
ただでさえ忙しい二人のスケジュールを空けるのも、それにこの歳で遊園地なんて………
「なんで4人で?波瑠と彼女の問題だろ?」
そうなんだけど…………
「黒木、秋山さんから逃げ回ってるから黙って待ち合わせても帰っちゃうと思って」
どうしても、1回黒木とデートして付き合った証拠を作りたいと言う秋山さん
それに、やっぱりもっと付き合う説得がしたいって…………
正直、少なからず別れる原因を作ってしまった負い目というか…………
「ふぅーん………ったく、小夏はいつもそうゆうこと断れないんだから」