哭く花

手を振りながら階段を降りたほたくんは、そのままリビングへと入って行った。

リビングからは温かい紅茶の香りと、楽しそうな声が聞こえてくる。

──まるで異世界だ

「行くのやめようかな、、」

リビングに背を向けて、階段を再び登る。

賑やかな声を遮るように、自分の部屋のドアを閉じた。




< 113 / 133 >

この作品をシェア

pagetop