哭く花
気がつくと私は、自分の部屋のベッドにいた。

天井には煌々と温もりのない明かりが輝いていた。

何時間くらい、こうやって眠っていたのだろう。

思い体を起き上がらせ、周りを見渡す。

すると、そばの椅子に、ほたくんが座っているのが見えた。

「ほたくん、、」

「...おはよう美岬ちゃん」

ほたくんはうとうとしていたようで、

いつもの半分しか開いていない眼を擦った。

「純兄呼んでくるよ。」

「あっ、ありがとう」

ほたくんは黙ったまま、部屋を出ていってしまった。
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