哭く花

「な、なにを?」

「んーとね、」

ほたくんはベッドに座り直すと、指を折り始めた。

「まず、凛子のこと。純兄のこと。美岬ちゃんのこと。あと学道のこと。そして俺のこと。」

俺は見ただけでわかるんだ

そうやって自慢げに笑ったほたくんは、

「いつか、そうだな、、俺らが帰る前に全部話してあげるよ」

そういって、自分の布団に戻り、

おやすみ、と言うと、すぐに寝息を立て始めてしまった。
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