少女マンガ的社内恋愛
突然話しかけられて戸惑う私をよそに、常務は永戸君にも笑顔を向ける。


さすがに重役相手にいつもの調子を出す事は躊躇(ためら)われたのか、永戸君は慌てた様に立ち去ってしまった。


「倉金さん、こっちへ」


「ハイ…」


常務に促されて後をついてゆく私だったが、気づいてしまった。


常務の体から、昨日パーチェで食事した時と同じ様な黒いオーラが漂っている事に。


じ、常務、また怒ってる……?どうして?


ってかこのシチュエーション、前にも経験した事がある気がするんだけど…どこでだっけ?


『倉金さんはカワイイですね~~~』
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